グレコローマン
「コーチぃ、これなんすかぁ?。」
「あこれ、オリンピックで着るシングレットだ。」
「えっ、これ着るんすかぁ。やだなぁ、胸にでっかい虎のイラスト入ってまっせぇ。ダッサイなあ。恥ずかしいなあ。いくら日本がアニメ大国つったって。」
「オレもちょっとなあと思うけど、上が決めたんでなあ。なんでも上のおっさんが漫画の『虎の穴』のファンらしいんだ。それに相当のデザイン料を払っているらしいしなあ。でもな、関西じゃウケがいいらしいぞ。」
「これでデザイン料っすか。まいったなぁ。」
と言う会話があったかどうかは知らないけど、ちょっと戸惑うなあ。
子供の頃はレスリングは不思議な競技だったな。普段見た事も無いのにオリンピックになると金メダルをポンポン取るし、嬉しかったけどよく分からなかった。アニマル渡邊なんて人がいたなあ。
で、グレコローマンなんだけど、上半身だけで戦う事にどんな意味と歴史背景ががあるんだろうと疑問に思い、検索してみた。
これという説は無いらしいが、古代ギリシャやローマで戦士が戦うとき、下半身を攻めていると上から剣で刺されるから上半身だけで戦った、と言う説があるらしい。
そんなもん足をかっさらっておいて上から刺せばいいじゃんって思ったりして。結局よく分からなかった。
ちなみに、フリースタイルはアメリカ発祥らしい。アメリカ人らしいね。
松本選手、準決勝は惜しかったなあ。優勝候補のイランの選手(金獲得)に対し、リードされながら終了間際に逆転の投げが決まったと思ったのに(レフリーは認めたが)、イラン側が時間切れではないかとチャレンジ(ビデオ判定を要求)。これが認められポイント無しに。たしかにビデオを見ると時間は0になっていたな。ウ〜ん惜しい。
しかし、松本選手は3位決定戦でフォール勝ち。お見事です。いいね。
いつのまにかシングレットがタンクトップ風に替わっているんだね。
奥田英郎さんが「乳首を見せたいのか、隠したいのか、はっきりしろっ。」と突っ込んでいたけど(笑)、肌の露出が多いと汗で滑るし、イスラム教徒の選手が嫌がるという理由らしい。
なんで元々ああいうスタイルだったのだろうね。
by u-mind
| 2012-08-07 17:54
| 日記